わたしたちの  ”幸のいる家”  づくり

”幸のいる家”のお施主様である奥様から、たくさんの想いをお話頂きました。

みなさまにもご紹介できればと、ご協力頂きました。

 

衣食住の一つである住まいは、生きる為に欠かすことのできない要素です。

皆様にも、きっと素敵な思い出や想いがありませんか?

 

 

”幸のいる家”
”幸のいる家”

バックナンバーはこちら →  1. 住まいへの想い

4. 家づくりのパートナー探し

 

 一生に一度、家族の夢をこめて進められる家づくりの営み。それだけに失敗はしたくないものです。『家づくりを失敗しないコツはなんだろう?』

 私たちのこれまでの歩みのなかで自信を持って言えることは、「自分達らしい満足を得られるかどうか!」ということです。そのためには「自分達を見つめ直すこと」と「建物を感じること」は必須です。

 実は、家を建てる計画時だけでなく、完成した家に生活し始めてからもこれらの作業はずっと繰り返されることになります。なぜなら、家族構成や建物は年月とともに変化していくものだからなのです。そのため、この二つのことは家づくりの最初に取り組まなければならないとても大切な作業なのです。

 では「自分達を見つめ直すこと」、「建物を感じること」とは具体的にどうすることなのか。その一例として私達家族の歩みをご紹介したいと思います

『まずは見る目を養おう!』

 

 「何が良くて、何が自分に合っているのかわからない。」と迷っている夫を見て、まずは建物に見て触れて、建物を感じる力をつけることが大切だと思いました。

 そこで私が夫を連れて行ったのは一度にたくさんの家を見ることができる住宅展示場でした。最初はどう見ていいかわからなくても、実物を見て、触れて、感じることからだんだんわかってくるものなのです。そうした時間を経て、夫に改めて感想を聞いてみると、「○○社のリビングのほうが広かった」、「△△社の収納スペースがほしい」、「□□社のキッチンはいろいろ選べるそうだ」など、表面的にわかりやすいあれこれに目がいって、自分達の暮らし方やライフスタイルとはどこか離れたところで好き嫌いができていることがわかりました。モデルハウスは各社にとって見せ場、豪華にしつらえてあるのはあたりまえです。それそのものを自分達の予定している土地に自分達の予算で建てられるわけじゃない。そのため、家を見て、断片的に好きな場所、欲しいものを見つけているだけでは、建物そのものの良さを感じることはできません。建物全体を感じ、そこから自分の心に響くかどうかを通して、自分達の望む家を見つけることができると思ったのです。


『二つのアドバイス』

 

 自分が本当に望んでいる建物を見つけるということは、心身ともに感動できる家を見つけることなのだと思います。そこで私は夫に二つのことをアドバイスしました。

①  見学する建物の目先のスペックに惑わされず、建物全体のよさを体全体、心全部で感じるようにしよう!

②  建物を見たら、必ず自分自身に問いかけ、心身ともに響きあうかどうか確かめよう。

 この二つを胸に、私たちは住宅展示場だけでなく、建売物件、各工務店さんが開催されている完成住宅見学会などに積極的に出向き、可能な限り建物に触れて、感じることを続けました。

 それはまるで、今までの人生を振り返り、これから大切にしていきたい生き方や幸せについて整理していく作業に似ていました。そういう時間を経て、夫からも私自身からも建物に関する生き生きした言葉が出てくるようになり、それらが「自分達らしい満足を得られる家づくり」の中心として大きな幹となっていきました。

 私たちはそういう時間を経て、以前より心に秘めていた設計事務所さんとの家づくりが自分達らしい家づくりなのではないかと思いを強くしていったのです。

 

『出会いを求めて』

 

 さて、設計事務所さんといっても浜松に疎い私たち。最初夫は「設計事務所さんにお願いするなんて自分達には不釣合いなのではないか。なんだか敷居が高そう出し…。」と言っていました。だめでもともと、話だけはしてみようと出会いを求めて、書店で地域の住宅建築雑誌を集めて目を通し、インターネットであてもなく検索する日々が続きました。なかなかピンとくる瞬間がなく、ただただ時間ばかりが過ぎていきました。そんなとき、私は昔恩師に勧められて見に行った住まいのコンクールを思い出したのです。地元の設計事務所さんや工務店さんが手がけられた作品を出展され、見学する私たちはそれらを眩しく感じたものでした。「頑張っている!」というエネルギーがどの作品パネルからも伝わってきたのです。

 これだ!きっと静岡県ないしは浜松市でもこれに近い活動がなされているはずだと思い当たるキーワードを並べて検索し続けた結果、静岡県住まいの文化賞の存在を知りました。そこから住環境研究所の所長さんでいらっしゃる藤田昌弘さんのコラムにたどりついたのです。私は住環境研究所さんのHPのトップページをみて、いきなり藤田さんのコラムに興味がわいたのです。「建物はそれを創る人をあらわす!」ということを昔の自分が思い出させてくれたのかもしれません。建物を知るにはまずそれを生み出す人を知らなければと読み始めました。それが私たちの出会いの第一歩でした。


庭の草花にお水をあげてます
庭の草花にお水をあげてます